初期治療の意味

 お子さんの初期治療は、単にガタガタを治すだけではなく、健全な上下の顎の

発育を促すために、悪い芽を早めに摘み取ることを目的に行われます。

また、初期治療によって骨格的な顎のズレが改善されると、大人の歯が萌え揃って

から全体的な歯並びの治療が必要になったとしても、顎のズレが残ったままに比べ

ると当然仕上がりは良くなります。


 ガタガタなどの歯並びだけの問題であれば、大人になってからでもある程度は治り

ますが、顎のズレは成長が残っている時期にしか治せません。

また、受口や出っ歯など症状により治療を始める時期や装置も異なります。つまり、

お友達の例は参考にならない事も多々あります。

適切な治療のタイミングを逃さないために、おかしいかな?と気になりましたら、

お気軽にご相談下さい!!

 




ご注意頂きたい咬み合わせ

 以下にご注意頂きたい歯並びの写真をいくつか掲載してあります。

もし『家の子も...?』と気になるような事があれば、遠慮なさらずにご連絡

下さい!!


DSCF0061.jpg 反対咬合


DSCF0072.jpg 切端咬合

DSCF0013_2.jpg ガタガタ

保護者の方へのお願い

 時々、お子さんに『○○くん、本当に頑張って装置出来る??』と何回も何回も

尋ねるお母さんがいらっしゃいます。

矯正は、保険が効きませんので、『やってくれなかったらどうしよう〜?』と言う

お気持ちは、重々分かります。ただ、お子さんの初期治療は、大人の方が『自分で

本当に治したい』と言う気持ちを持って来られるのと違い、本人の自覚が芽生えて

いない時期に行わなければいけない場合がほとんどです。

 

 つまり、お子さんはやった事がないから答えようがないし、お子さんもお母さんと

一緒で不安なんです。だから、お子さんに責任を負わせるような言い方ではなく、

『一緒に頑張ろうねぇ!!』とやさしく後押しして上げて下さい。

矯正歯科を専門に行う医師として、また2児の父親としてのお願いです。